RESEARCH
拡張ハプティクスにより作業負荷を低減する没入型微細操作システム
本研究では、我々が提唱している「拡張ハプティクス」のコンセプトに基づき、McKibben型人工筋を用いた触覚提示を伴う没入型微細操作システムを開発しました。微細操作中に視覚だけでは把握しづらい吸引・吐出状態や卵子とピペット先端の接触状態を、腕と手への触覚として伝えます。
初学者を対象とした被験者実験の結果、拡張ハプティクスの付与によってNASA-TLXで測定した認知的作業負荷が有意に低減し、システムの使いやすさも向上することが示されました。なお、ピペットとインジェクタの操作は単一のハンドトラッキングインタフェースに統合されています。